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商標のQ&A

商標のQ&A

ここでは、商標のQ&A(よくある質問)を並べています。

Q.区分とは何ですか。

出願時に商標を使用する商品や役務(サービス)を指定しなければなりません。 そのために商品や役務は似通った範囲でグループ分けされています。このグループ分けの単位を区分と呼んでいます。 区分が増えると費用も増加する仕組みになっています。

Q.登録にならなくても特許印紙代は特許庁から返還されないと聞いたのですが。

そのとおりです。登録にならなくても特許印紙代は特許庁から返還されませんので、幣所が負担してお客様にお返ししております。

Q.出願した商標が登録になった場合には、どのくらいの費用がかかりますか。

1区分5年分の登録に際しては、手数料 10,500円(税込) 印紙代 21,900円
1区分10年分の登録に際しては、手数料 10,500円(税込) 印紙代 37,600円 です。

Q.他人が先に登録していなくても登録されない商標の例を教えてください。

商標だと分からないような識別力のない商標は登録されません。

  1. 商品または役務の普通名称を普通に表したもの   「アルミ」、「ワープロ」、「おてもと」
  2. 慣用されている商標  清酒に「正宗」、宿泊施設の提供に「観光ホテル」
  3. 商品の産地、販売地、性質など  「コクナール」  「とーくべつ」
  4. ありふれた氏や名称を普通に表したもの    「佐藤」
  5. 極めて簡単またはありふれたもの     「△」 「あ」
  6. 誰の商品やサービスか分からないもの  「平成」  喫茶店に「フレンド」

Q.個人業主でも商標登録はできるのですか。

はい。できます。個人事業主の方はお店の屋号ではなく、代表者ご本人の個人名での登録になります。

Q.商標登録は更新できますか。

はい。有効期間は一応10年となっていますが、申請より何回も更新することができますので、半永久的に権利を登録できます。

Q.当社のロゴマークを商標登録出願しようと考えています。現在使用しているのはカラーですが、白黒でも出願できますか。

商標登録は実際に使用する形態で行うのが原則ですから、カラーでの商標登録出願をおすすめします。ただし、商標権は類似の範囲まで及び、色彩のみが違う類似の商標についての規定もありますので、白黒での登録が不可能ということではありません。

Q.店舗名や会社名について商標登録出願できるのでしょうか。

店舗名や会社名は、商号として各地方の法務局で登記をすることができます。さらに商標登録もできますが、この場合はその商標を使用する商品や役務を指定する必要があります。
また、商標登録には登録要件がありますので、会社の名前によっては、商号登記はできたが、商標登録はできない、という事態になることがあります。

Q.商標登録の出願人は、法人でも個人でも可能ですか。

はい。商標登録の出願人は、権利能力を有する者であれば、自然人(個人)でも、法人でもかまいません。

今は使っていませんが、将来使用予定の商標について出願できますか。

はい。自分で使用する意思が全くない場合を除いて、近い将来に使用する予定があれば、商標登録出願をすることができます。

Q.フランチャイズチェーンは団体商標の登録出願をすることができますか。

残念ながらフランチャイズチェーンは、商標法7条に規定されている団体商標の登録を受けることができる法人ではありませんので、団体商標登録を受けることはできません。

Q.スローガンやキャッチフレーズのようなものは商標登録できますか。

スローガンやキャッチフレーズは商品の識別機能として特定の商品を認識されることができない場合が多いため、原則として登録されません。ただ、絶対に登録されないか、というと登録されている例はかなりあります。

Q.「〇〇士」という文字商標は登録されるのでしょうか。

「〇〇士」の商標が公的職業資格名と同一か似ている場合は、公序良俗違反として登録されません。

Q.「〇〇大臣」という文字商標は登録されるのですか。

一般の人がそのような大臣ができたと勘違いするようなものなら控除良俗違反として登録されません。たとえば「福祉大臣」のような商標です。

Q.マンションを販売しようと思っています。「マンション」を指定商品としてマンションの名称を商標登録出願できますか。

残念ながらマンションは市場に流通する商品ではありませんので、特許庁は「マンション」「造成地」「建物」は商品と認めていません。ただし、「マンションの売買」という役務商標なら登録可能です。

Q.商標は、発明のように出願する前に第三者に秘密にしておかなければならないのですか。

いいえ。商標は発明や意匠と違って選択物であると位置づけられていますので、秘密にしておく必要はありません。但し、自分が作り出した商標を大々的に公表すると、類似範囲で誰かに先に商標登録出願されてしまう危険性はあります。

Q.画家です。私の名前について商標登録したいのですが、登録されますか。

残念ながら、商標は名前だけを特定して登録することはできません。必ず商品やサービスとセットになります。例えばあなたのお名前を絵画に付して販売されるのであれば、指定商品を「絵画」にして出願します。また、絵画教室を開かれるのであれば指定役務を「絵画の教授」として出願します。
さらに、登録を希望されるお名前が、例えばありふれた「鈴木」だったり「SATOU」だったり、あるいは他人の氏名と同じであったりした場合は、原則として登録されません。

Q.喫茶店を経営しています。最近、店で出しているオリジナルのケーキが評判になってきたので、インターネットでも販売しようと考えています。この場合は指定役務を「インターネットを利用した商品の販売情報の提供」のようにするのでしょうか。

いいえ。この場合はあなたが実際に販売される商品である「菓子」を指定商品にします。実際の店舗で販売してもインターネットの仮想店舗で販売しても、その商品を販売することに変わりがないからです。

Q.指定商品を「菓子」として商標権を持っています。最近インターネットでその登録商標と同じ商標をホテルが使っているのを発見しました。そのホテルに対して何か権利行使をできますか。

指定商品「菓子」とホテル業である「宿泊施設の提供」は類似しません。ですから相手方がホテル業に対して商標を使用している限りは商標権の行使はできません。
但し、そのホテルがオリジナル商品としてホテル名を商標として付けたケーキを販売しているのであれば、そのケーキについては、権利行使ができます。

Q.広告などに「〇〇は登録商標です」というようにわざわざ登録商標であることを知らせていることがあります。これにはどういう意味があるのですか。

大きく分けて2つの意味があります。1つ目は「これは登録されている商標なので、他人は使用できませんよ」と、他人をけん制する意味です。2つ目は、誰もが登録商標とは知らずに普通に使用し始めた結果、その商標が普通名称化(誰もが普通に使うようになる)してしまって、その商標自体の出所表示機能が失われてしまうことを防止する意味です。
たとえば、「セロテープ」は「セロハンテープ」に使用されるニチバンの登録商標「パンスト」は「パンティーストッキング」に使用される保土谷ナイロンの登録商標です。ご存知でしたか。
このように商標と認識されずに商品の普通名称として使用されるようになれば、例えばお店で「セロテープください」といったときにニチバン以外の「セロハンテープ」が出てきてしまいます。こうならないように「これは登録商標ですよ」と注意しておく必要があるのです。

Q.商標登録出願をしてから権利が取れるまでにどれくらいかかりますか。

通常であれば商標登録出願から権利取得まで約半年かかります。ただし、中小企業や個人の場合は早期審査制度という制度があり、一定の条件を満たせば2~3か月程度で登録になります。

Q.会社を興すときに商標調査をして、同一又は類似の商標が登録されていませんでした。それで商号登記だけをして、商標登録をせずに商標を使っています。以来ずっと使用していますので、このまま商標登録出願をしなくても大丈夫ですよね。

いいえ、残念ながら大丈夫とはいえません。例えあなたが他人よりも先に商標の使用を開始していても、他人が先に商標登録出願をして商標登録を受けた場合は、あなたが使用している商標が周知になっていない限り、その後商標の使用ができなくなります。商標は、ただ先に使っているというだけではダメなのです。

Q.自分は事業を行うつもりはありませんが、環境分野で将来使われそうな商標を見つけました。調査をすると、どうやらまだ登録されていないようです。この商標を登録しておいて、やがて誰かに権利を売ろうと考えています。商標登録できますか。

商標は商品又は役務の識別標識として機能し、その商品又は役務に蓄積された信用を保護するものです。ですから、そのような理由で商標登録することは倫理的にも問題がありますので、やめるべきでしょう。

Q.自分の使いたい商標が先に登録されています。どうすればいいですか。

先ず、その商標が実際に使用されているかどうかを調査してください。今ならインターネットで調べてみるのも一つの方法ですね。調査の結果その商標が使用されていれば、権利者に使用許諾や権利譲渡を申し出ることになります。ただ、権利者も商標による自社の信用を守りたいと考えていますので、簡単に譲渡や使用許諾が成功する確率は低いと思われます。
それなら、その商標と類似しない別の商標の使用を考えた方がいいかもしれません。
また、商標権者が登録商標の使用をしていない可能性が高い場合は、譲渡や使用許諾は成功しやすいと思われます。さらに譲渡や使用許諾がうまくいかない場合は、登録商標の不使用を理由として不使用取消審判を請求して、商標登録を取り消すこともできます。継続して3年以上その商標が使用されていないことが条件です。

Q.仲良しグループで商標を登録したいと考えています。グループを出願人にできますか。

商標の権利者となれるのは自然人か法人です。そのグループが法人であればグループ名で出願できますが、法人でなければ個人名での商標登録出願になります。そのときに共同出願といって、グループのメンバー全員を出願人にすることもできます。

Q.15年前に開業した飲食店です。最近同じ店舗名の商標登録がされていることを知りましたが、登録される前からこの名前を使っているので、うちは大丈夫ですよね。

残念ながら大丈夫ではありません。日本の商標制度は先に使った者に権利があるのではなく、先に出願して登録した者に権利がある先願制度を採用しています。世間に広く知られている商標に限って先に使用していれば使い続けることができる先使用権という権利があります。しかし、隣接する2~3の市で有名なだけでは、この先使用権は認められませんので、このまま店舗名を使い続けると、ある日突然商標権者から使用中止を求める警告状が届くかもしれません。

Q.日本国内で商標権をとれば中国でも効力がありますか。

いいえ、ありません。商標登録は登録を受けた国でのみ効力があります。したがって中国でもその商標の保護を受けようとすれば中国に出願して登録されなければなりません。

Q.(R)、マルにR、TM、SMといった文字が商標と一緒に使われているのをよく見かけますが、これは何を意味していますか。

Rは「Registered」の頭文字をとったもので、米国では特許商標庁で登録されている商標であることを示しています。TMは「TradeMark」の略で、SMは「ServiceMark」の略です。米国でこれは商品商標、サービス商標ですよ、と知らせるために使用されています。
日本ではこれらの表示に法的根拠はありませんが、それを付けている商標は登録商標である可能性が高いと思われます。そして、いくら法的根拠がなくても登録を受けていない商標にこれらを使用すると虚偽表示になりますので、注意してください。ちなみにホームページで最近よく見るようになった(C)は「Copyright」の頭文字で、著作権を表示します。

Q.地元ではよく知られた川があります。今回この川の名前を散水機の商標として使用したいと考えています。単に産地のみを表す商標は登録されないと、きいたことがあります。これは大丈夫でしょうか。

商標法では、その商品の産地を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標は登録されないことになっています。川の名前は散水機の産地とは判断されないと思いますので、この要件に関しては大丈夫でしょう。但し、他の登録要件を満たす必要はありますので必ず登録されるとは限りません。

Q.ネットショップで雑貨類を販売したいと思います。指定商品を「雑貨」として出願できますか。

商標登録出願は、商品の範囲が明確になるように商品を指定して出願しなければなりません。「雑貨」は範囲が広く、どこまでを雑貨というのか判断が難しいので、もう少し細かく商品を指定する必要があります。 このあたりは特許庁はけっこう厳しいです。

Q.ある商標を考えました。これを他人のどんな商品にも使用されたくありません。商標登録すれば大丈夫ですか。

商標登録は自分が使用する商品について行うもので、商標登録出願の際に必ず、商品を指定しなければなりません。全ての商品の販売等を行うことは現実的に不可能ですし、仮に全ての商品を指定できたとしても、膨大な費用がかかります。さらに使用していない商品については不使用取消審判という審判を請求されて、登録が取り消される可能性がありますので、現実的には不可能でしょう。
もし、その商標が独自に創作されたもので文化的価値があれば、著作権での保護を検討される方がいいでしょう。

Q.商号登記と商標登録の違いがよくわかりません。商号登記していれば他人が同じ会社名を使用できないのでは?

会社名などについて行う商号登記は、同一住所に同一名称でない限り登録されます。従いまして登記されている同じ会社名は全国にたくさんあります。ですから商号登記で他人が同じ会社名を使うことを防止することはできません。
一方、商標は同一又は類似の商品(又は役務)について、同一又は類似の商標は全国で1つしか登録されません。
ただし、登録費用と10年ごとに更新が必要です。更新をしないと、商標権が消滅して、その間に他人が同じ商標を登録してしまうことがありますので、注意が必要です。

Q.使用予定の商標をインターネットで検索しても検索結果にでてきません。商標登録されていないと考えてもいいですか。

インターネットで検索してみることは重要ですが、検索結果にでてこないからといって、必ずしも登録されていないとは限りませんので注意が必要です。特許庁の電子図書館などで、指定商品(又は役務)を含めて正式に確認する必要があります。

Q.商標登録をしておかないと、どんなリスクがありますか?

はい。例えばあなたが商品Aについて商標Xを使用しているとします。このときのリスクは次のとおりです。

  1. 売れている商標Xにただ乗りされる。
    商品Aが売れてくると、そのブランド力にただ乗りしようと、Xに似たような名前で商品を売り出す者が出てきます。そうすると、本来得られるはずであった売り上げが一部そちらの方へ流れてしまいます。
  2. ブランド力の低下
    商標Xに似た商標を付けた他人の商品の品質が悪いと、自分の商品まで信用が低下します。その結果せっかく作ったブランド力が崩れてしまいます。
  3. 商標の普通名称化
    商標XやXに似た商標を多くの者が使用するようになって、Xは商品Aの普通名称だと思わてしまうことがあります。そうなると、商標Xであなたの商品を識別できなくなります。
  4. 商標Xの使用差し止め、損害賠償
    あなたの商標Xが全国的に有名になる前に、他人が商標XまたはXに似た商標を登録してしまうと、突然警告書が送られてくるかもしれません。
    以上のようなことが考えられますので、安心して商標をお使いになるためには、商標登録をおすすめします。

Q.日本語ドメインは商標登録しておくべきでしょうか

日本語ドメイン「〇○.JP」を取得して、このドメイン名をウェブサイトに使用している場合は、広告やパンフレットに「〇〇.jp」にアクセスしてくださいというような案内を表示することになると思います。これは、商品についての識別標識の機能を発揮している状態であり、商標の使用となる可能性が高と思います。
そうすると、誰かがこのドメイン名と同一又は類似の商標を商標登録した場合には、ドメイン名をどこにも表示できなくなります。
ですから、日本語ドメイン名についても商標登録されることをおすすめします。

Q.自分で新しい商標を考えました。自分で考えたものですからすぐに使っても大丈夫ですよね。

いいえ、残念ながら必ずしも大丈夫とはいえません。たとえあなたが独自に考え出した商標でも、先に他人が同じかよく似た商標を登録していれば、自由にその商標を使うことができません。
このあたりは、他人の著作物と関係なく独自に創作すれば権利が発生する著作権と大きく異なりますので、注意が必要です。
すぐに登録商標の調査をされることを強くお勧めします。

Q.日用雑貨を扱うお店を経営しています。このお店の名前を商標登録したいのですが、扱う商品が多いので、どうすればいいですか。

2通りの方法があります。1つは取り扱わえれる商品をすべて指定して商標登録出願することです。もう1つは、小売等役務として商標登録出願することです。
商品そのものや商品の包装に商標を付けて販売される場合で、その商品がオリジナル商品である場合は、商品商標として商標登録出願されることをおすすめします。商品を販売するためのサービスというよりは商品そのものに価値があるからです。
一方、メーカの商品を取り扱っていて、例えばコンビニのように、商品そのものよりも、その商品を販売するためのサービスを識別したい場合には、小売等役務を指定した商標登録出願になります。例えば、お店の看板、店員の制服、レジスター、ショッピングカート等に商標を付ける場合です。
なお、商品商標、役務商標のどちらの出願をする場合でも、「日用雑貨」や「日用雑貨の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」では、その範囲が広すぎて不明確であると指摘されます。
もう少し細かく第21類「食器類」「清掃用具及び選択用具」「・・・」、第26類「ボタン類」「頭飾品」「・・・」や第35類「台所用品・清掃用具及び洗濯用具の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」「化粧品・歯磨き及びせっけん類の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」「・・・」のようにする必要があります。
商品商標の場合は、取り扱われる商品によっては結果的に指定区分が増えて料金が嵩むこともあります。

Q.商標登録査定がきたのですが、うっかりしていて登録料を納める30日の期間が過ぎてしまっていました。今から登録する方法はありますか。

はい。大丈夫です。特許、意匠、商標の登録料は登録査定の送達があった日から30日以内に納付しなさい、と規定されています。
そして、特許法18条1項に「期間内に特許料を納付しないときは、その手続きを却下することができる」と記載されています。
 ということは、却下されない場合もあるのか、とう疑問がわいてきますが、そのとおりです。
 特許庁は実務として納付期限が過ぎてから2か月~3か月経過したときに出願人に納付されていませんが却下していいですか、と記載したハガキを送っています。
 それで、ハガキがきてすぐに納付すれば登録してもらえます。もちろんハガキが来る前に気づいて納付しても登録してもらえます。でも、これは特許庁の善意でやってもらっていますので、これに頼ることは、おすすめできませんね。

Q.エステサロンを経営しています。最近、顔の美容のための美顔マーッサージの方法を考えました。他人が先に特許をとっていなければ特許になりますか。

 特許法は特許される発明の要件として「産業上利用できる発明」であることと規定しています。そして特許庁の審査基準ではその例として手術方法やマッサージ方法は産業上利用することができる発明には該当しない、と記載されています。
 残念ながら、出願しても特許になりません。

Q.私は個人事業主です。個人で商標登録出願をした後で会社を設立しました。会社でこの商標登録ができる方法はありますか。

 はい、まだ登録になっていなければ商標登録出願の商標登録を受ける権利を個人から会社に移転します。この場合、特許庁に出願人名義変更届と個人から会社に商標登録を受ける権利を譲渡したことを証する譲渡証書を提出します。提出には4200円の特許印紙が必要です。なお、譲渡証書に無償で譲渡したことを記載すれば収入印紙の貼付は不要です。

Q.私は個人事業主です。個人で登録商標を持っています。最近会社を設立したので、この商標権を会社に移転したいのですが、どうすればいいですか。

 この場合は、譲渡証書を添付した商標権移転登録申請書を特許庁に提出します。個人から法人成したときでも、これは一般承継ではなく譲渡という扱いになります。
 この申請書には3万円の収入印紙を貼付ます。

Q.自社のロゴマークを商標登録出願したいと考えています。今使用しているロゴマークはカラーなのですが、そのままカラーで出願しなければいけませんか。

 これから実際に使われる態様で出願されるのが原則です。カラーを使っていかれるということであればカラーでの出願をされればいいでしょう。
なお、白黒で出願して登録になった場合でも、商標権の効力は類似の範囲まで及び、また色違い類似商標といって色を登録商標と同じにすれば同一の商標と認められる類似の商標は、登録商標に含まれます(商標法70条)ので、このあたりを考慮して、白黒で出願するか、カラーで出願するかを判断してください。

Q.2段併記の商標を登録したい場合は、商標記載欄に二行で記載すればいいですか?それとも特許庁の電子図書館にみられるような「∖」のような記号を書くのですか。

例えば、「アイウエ ∖ オカキク」
と記載してもいいのですか?

 標準文字以外の商標登録出願であれば、願書の商標記載欄に記載したとおりの形態で登録されます。
電子図書館の「∖」は便宜上、商標が2段併記であることを示すために用いられている記号に過ぎません。
ですから、「アイウエ ∖ オカキク」と 記載すれば、そのまま「∖」も含めた一行の商標として登録されてしまいます。
なお、2段併記の商標は標準文字では登録できません。

Q.商標登録の出願人は、法人でも個人でも構いませんか。また、複数人でもいいですか。

 はい、法人でも、個人でもどちらでも、またこれらの共同でも構いません。

Q.商標登録出願を代行する公的機関はありますか。

 いいえ、そのような機関はありません。弁理士か弁護士に代理人の依頼をしてください。弁理士については日本弁理士会にお問い合わせください。(TEL 03-3581-1211)

Q.指定商品を「マンション」として、マンション名を商標登録出願したいのですが、登録を受けられますか。

 マンション自体は不動産であり、商標法上の商品に該当しませんので、「マンション」を指定商品として出願しても登録を受けることはできません。ただし、「建物の管理」や「建物の売買」を行っていれば、これらの役務を指定して商標登録出願をすることはできます。
 登録を受けられるか否かは、審査の結果によります。

Q.外国の果実の名称を指定商品を「果実飲料」として商標登録したいと思います。登録できますか?

 通常、果実の名称として業界で知られているものを、普通に用いられる態様で表示した商標を「果実飲料」を指定商品として出願しても、その指定商品つまり「果実飲料」の原材料を表示するに過ぎないとして商標法3条1項3号により拒絶されます。
 ただし、その表示が特殊な態様であったり、販売者の宣伝、広告などでその名称が、その販売者の商品を表すものとして、認識されるようになっていれば、登録されることもあります。

Q.出願後に結婚して名前と住所が変わりました。どうすればいいですか?

 出願中と登録済みで書類が違います。
出願中の場合は、「氏名(名称)変更届」と「住所(居所)変更届」を特許庁に提出します。
 特許庁では手続きをした者に識別番号を付与して、これで管理しています。上記書類を提出すると、この情報を変更してくれます。
書類には「識別番号」、「旧住所又は旧居所」、「新住所又は新居所」、「氏名又は名称」などを記載します。
出願が多数あっても1通の届けですべての出願の住所が変わります。

 登録後であれば「登録名義人の表示変更登録申請書」を特許庁に提出します。この書類には収入印紙の貼りつけが必要です。

 ※特許庁では「出願」を管理する部署と「権利」を管理する部署は完全に独立していますので、もし出願中と登録済みの両方がある場合は、「住所(名称)変更届」と「登録名義人の表示変更登録申請書」をそれぞれを提出する必要があります。

Q.住所変更届を特許庁に提出しましたが、いつまでたっても訂正された登録証が送られてきません。どうなっているのですか?

登録証は登録時に一度発行されるだけで、その後の変更手続きの度に再発行はされません。ただし、変更の事実は特許庁の「原簿」に記載されますので、原簿を取り寄せれば確認できます。
登録証を紛失した場合は、有料で再発行に応じてくれます。

Q.大切にしていた商標登録証を紛失してしまいました。特許庁に再交付してもらことは可能でしょうか?

 
商標登録証の交付を受けた者は、商標登録証を破損したり汚損したりしたとき、又は紛失したときは、再交付を請求することができます。なお、商標登録証の再交付は、平成11年1月1日以降に設定登録されたものに限られます。
そして、設定登録時に発行したもののみで、その後に権利移転されていても移転後の登録証の発行はされませんので、ご注意ください。
手数料は1件につき特許印紙4600円です。

Q.地域団体商標の出願を検討しています。「地域の名称+商品名」に加えて図形や文字を組み合わせた商標も、地域団体商標として登録できますか。

地域団体商標は「地域の名称+商品(役務)名等に限られていますので、そのような商標は地域団体商標としては登録されません。
他の図形や文字を付加した商標は、識別力があれば通常の商標として登録を受けることができます。

Q.たくさんの商品を取り扱っています。一枚の願書に商品の名前を列挙して商標登録出願をすることはできますか?

残念ながら、一商標一出願の原則があり、商標ごとに別々に出願する必要があります。ただし、商標は同じで商品が違うということであれば、一枚の願書に商品を列挙して出願することはできます。

Q.当社が使用する商標「あいうえお」と同じ商標「あいうえお」が指定商品を第25類「洋服」として商標登録されています。当社はこの商標を「日本酒」に使用しています。侵害になりますか?

他人の登録商標と同一又は類似の商標を、その指定商品又は役務と同一又は類似の商品又は役務に使用すると、商標権の侵害になります。
「日本酒」と「洋服」は否類似の商品ですから、商標権の侵害にはなりません。
但し、「あいうえお」が日本酒で著名になっていれば、不正競争防止法で使用が制限される場合があります。

商標のご用命は、日本全国どこからでも。三木市、小野市、加西市、加東市、西脇市、加古川市、高砂市、三田市、他、兵庫、岡山、鳥取、香川、徳島、愛媛、高知、大阪、和歌山、奈良、京都、滋賀の各府県であれば特許、意匠も受け賜ります。

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